さぁ…

Tuesday, March 07, 2006

焼き豚から悟った真理

今日寝坊(*)しちゃった。朝ごはんも食べず、会社に行った。で、昼ごはんのころはもう耐えられないほどおなかがすく。

(*)たぶん「寝坊」と呼ばないね。ただ自分が眠気に負け、ベッドから出なくて何回もズヌーズボタンを押した。

ぜんぜん料理しないから、いつもスーパーでおかずを買う。おかずって、日本のスーパーとはやはり違う。広東のほうの人がやってるから、炒めたてのおかずは食堂のように売ってる。デリーみたいな気分。ローストダックやローストポークもあるから、今日ポークを1パウンド買った。

ポークって、皮がカリカリするけど、肉が太くてやわらかく、人をひきつける香りも遠くからにおえる。買ったらすぐ食べた。僕の前に歩いてる女の人に見られ、変な視線がきた。(多分すごく飢えたみたいから)。でも、別に何千人の視線に刺されてもかまわなかった。その瞬間は完全にそのおいしさに夢中になった。まぁ、多分そのおいしさより、食欲の満足に。幸せ~と

ウェイウェイから昔に聞いたこと。彼はある日僕に言った:「中国人はうまいことを食べたら、うまいという。日本人はうまいことを食べたら、幸せという」。彼は言いたかったのは日本の食べ物のありえない値段だけど、今日彼のせりふを思い出し、「あぁ、やはり食べ物で幸せの感覚がわかった」と思った。

その焼き豚は割りとあぶらぽっくて、多く食べられないもの。そして飢えてなければ、すぐ飽きることも当たり前。でも、その飢えたときにその太い肉を口に入れ、油が舌に溶けることはすごくいいんだ。飢えたときに何倍もおいしく食べる。

自分の欲求を満足することは、なんと不思議なパワーが持ってる。飢えたときの食べのもや、のどが渇いたときの冷茶や、寂しいときのやさしい友情や、性欲が盛り上がってるときのエッチなど…人生の精華であるでしょ。その瞬間の幸せは、俳句に魂を吹き込むものだ。

もひとつ

最近韓国語のテープ(まぁ、CD)を聞いてる。そろそろ旅行の日が近づいてるから、あせって勉強中。今日の昼休みにご飯を買いに行って、うちに帰って食べて、また会社に戻った。会社から出たときにテープの第5章をはじめ、また会社に着いたときに、ちょうど終わったところだった。一章はちょうど30分だから、毎日運転だけでこんなに時間を使ってしまうかと驚いた(だって、この30分は通う時間が含まないよ)。時間は砂のように指の間に流れてうせることを深く感じた。毎日の毎分を有意義に利用しなくちゃ!しなければ、もう人生は知らないうちに目の前になくなる。

恐ろしいほど厳しい、時間って。残酷な公正。

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